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最近の糖質制限の話題で思うこと

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糖質制限の有名な著者の方が亡くなり、ここぞとばかりに叩かれている糖質制限。
糖質制限の大御所の江部先生が指導された方だけに、話題になってますね。

糖質制限。

沢山の本が出てますが、簡単に書くと、ご飯やパン、麺類、スイーツ、イモ類、甘味料などを制限する食事療法です。

元々は、糖尿病の患者さんの治療のために普及してきました。

大御所の江部先生は、京都の高尾病院で指導されてます。
江部先生ご自身がⅡ型糖尿病で、10年以上前からスーパー糖質制限することで、糖尿病を悪化させることなく良い状態を保っていらっしゃいます。
3年位前はよく江部先生のブログを拝見しておりました。
患者さん思いの良い先生だと感じました。

私が大学で栄養学を勉強していた30年以上前は、糖尿病といえばもっぱらカロリー制限で一単位80キロカロリーで計算。
日本の多くの病院ではこの考え方がまだまだ主流です。

糖尿病には、自己免疫疾患でもあるⅠ型とⅡ型がありますが、90%はⅡ型でインスリンの抵抗性が高まり(効きが悪くなる)そのうち膵臓が疲弊してインスリンが作れなくなる病気です。

日本人は元々膵臓のインスリンを作り出す能力が低い民族で、予備軍を合わせると2200万人の方が糖尿病か糖尿病の候補です。
この数字は6人に1人ってことで、赤ちゃんを含めての数字です。
40歳以上に限定すればもっと多くなることでしょう。

食のカウンセリングでは必ず家族歴を聞きます。
糖尿病の方が家系にいる場合は、食の傾向が似ていることも関係して、糖尿病には気を付けるように指導させていただいてます。

糖尿病は初期段階で気が付いて食事改善すれば怖い病気ではありませんが、気が付いていない方が多く、気が付いた時には薬やインスリンが必要な状態に。
糖尿病の怖いのは10~15年で発症する合併症です。
網膜症で失明したり、腎症で透析が必要となったり、切断を余儀なくさせられたりと、糖尿病の患者さんの15%位が合併症に移行すると読んだ記憶があります。

糖尿病になって、血液中の糖の量が増えれば当然、タンパク質と結合して糖化(焦げ)を作ります。
細い血管からやられてしまうので、失明したり、透析が必要となったり、細い末端が壊疽していくのです。

長くなりましたが、糖尿病の方には、糖質制限の方が理にかなってますし、実績も出てきてます。

糖尿病の家系の方であれば、血糖値やヘモグロビンA1C が高くなっていたら、とりあえずプチ糖質制限。
ダイエットしたい方も理想体重に落とすまでは、糖質をかなり少なくして、ある程度の理想体重になったら、夜だけ糖質制限がおすすめです。

しかし、元々日本人は平均60%を糖質から必要なエネルギーを得ています。
糖質制限する分は、タンパク質、脂質からエネルギーを余分のとる必要があり、ここは注意が必要です。

なぜなら、肉を多くすると飽和脂肪酸が増えると、悪玉コレステロールや中性脂肪が増えてドロドロ血になる可能性が高まります。

最近の糖質制限は、かならずオメガ3を青魚などからとるように指導が入ります。
オメガ3は、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らして、善玉コレステロールを増やしてくれます。

あと肉が増えると悪玉菌のエサになりやすく、腸内環境が悪化することが多いです。
そのためには要沢山の野菜やきのこ、こんにゃく、海藻です。
不溶性、水溶性の食物繊維をしっかりとりましょう。

山田豊文先生は、糖質制限はありえないとよくおっしゃいます。
そして、玄米を冷ご飯で食べることを推奨されてますが、これは酪酸が善玉菌を増やしてくれるからです。
温かいご飯ではなく、冷ご飯が良いのです。

あと小麦製品は、糖質制限以前、残念ながら問題外です。
基本食べない、お家ではとらない方がおすすめです。
その理由は、こちらをご覧ください。

そしてスイーツも(^^;

糖質制限。

糖はクリーンなエネルギー。
筋肉をエネルギー源として使いやすいタイプなら(遺伝子検査でわかります)なおさら、適度な糖はとった方が良いです。
糖尿病以外の方のスーパー糖質制限も一時的にならありだと私は思います。

まだまだ書きたいことはありますが、本日はこの辺で(^^)

食に関して、疑問に思っている方は一度4点セットカウンセリングを受けてみてください。

知れば知るほどどれが良いかわからなくなる食事情。
セラピストさんには、プロフェッショナル食塾
まずは軸を作りましょう!

栄養士&ファスティング・食育講師 鮎田奈央海


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