33歳、結婚3年目、そろそろ妊活という事でファスティング依頼がきました(妊活指導その1)

妊活ファスティング指導をはじめてすることになり、どうアドバイスしたら良いか?悩んでいます。

これは、食キャリア塾卒業生、スポーツインストラクターのTちゃんからの質問です。

こんばんは。
食キャリアコーチの鮎田奈央海です。

妊活F

妊娠といえば

定番中の定番!

私が大学生の頃から変わっていない

必要な栄養素があります。

それは、ビタミンEと亜鉛です。

私としては今さら感がありますが(^^;
本日は、ビタミンEについて解説します。

ビタミンEは、ラットの妊娠に必要な因子として発見されました。

ビタミンEの正式名称のトコフェロールは、ギリシャ語で「子どもを産む」という意味です。

ホルモンバランスを整えて、血流や生理周期の改善に関係しており、男女ともに妊娠に

肩こりや冷え性の方にも必須のビタミンです。

日本では、排卵障害の治療にも使われていて、「子宝のビタミン」とも呼ばれています。

ビタミンEを多く含む食材は、

キングサーモン(150g中5㎎)
うなぎの蒲焼(100g中4.9㎎)
かぼちゃ(100g中4.9㎎)
アーモンド(10粒14g中4.3㎎)
アボカド(50g中1.7㎎)などです。

もっと知りたい方はこちらをご覧ください。

なおビタミンEが食事で摂れない日は、サプリの利用がおすすめです。

その時は、表示に注意です。

d-α―トコフェロール と表示された天然物を選びましょう。
dl-α-トコフェロール は合成物で、吸収率が低いと言われています。

ビタミンEが不足すると

・しみ
・血行障害(肩こり、腰痛、冷え性、頭痛、生理痛)
・ホルモン分泌障害(生理障害、不妊、PMS、更年期障害による自律神経失調症)
・脂質異常症
・溶血性貧血

などが起こる可能性があります。

そして、妊娠で大きな障害になる一つに活性酸素があります。

呼吸で取り入れた2%の酸素は、活性酸素になってしまう宿命があります。
その問題の活性酸素を一番発生する場所は、ミトコンドリアです。
ミトコンドリアは、細胞内の生きるために必要なエネルギーをつくる発電所です。

寝ていても心臓が動いて生きているられるのは、ミトコンドリアが1日24時間ずっとエネルギーを作り続けてくれるからです。

1つの細胞に平均300~1,000ほどのミトコンドリアが存在し、脳や、心臓の細胞には5,000個、卵子にはなんと10万個もミトコンドリアが存在しているといわれています。
また精子は不飽和脂肪酸を多く含んでいるので活性酸素によって攻撃されやすいです。

そこで、活性酸素を無毒化するビタミンエース(A、C、E)を3点セットでとる事が大切です。

多く含む食材は、それぞれこちらをご参照ください。A C

なおビタミンAは、妊婦さんがサプリで過剰摂取すると催奇形成の危険があると言われていたのですが、最近ではむしろ不足に注意とのこと。

ビタミンAは、βカロテン → レチノール → レチナール → レチノイン酸と変換されています。

体内では、レチノール→レイノイン酸は体内で相互に変換可能で調整されているので、レチノール(ビタミンA)を沢山とっても大丈夫です。
レチノイン酸を過剰投与したら、細胞の分化に異常が出たという論文が一人歩きしてしまったようです。

人は活性酸素でさびて老化していきます。
妊活中の方はもちろん、そうでない方もビタミンACEが含まれる食材を意識してとってください。

亜鉛についてはまた明日解説いたします。

本日もお読みくださりありがとうございました。

食キャリアコーチ 鮎田奈央海

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