すぐに鉄不足になっちゃう私が意識していること
こんにちは(^^)
ファスティングと食指導
食キャリアコーチの鮎田奈央海です。
以前は、
今日中に
これやって、
あれやってと、
並行して沢山の用事を済ませられたのに、できなくなった。
最近、私、効率が悪い?
って思っている方必見です。
また
・夏なのに手先足先が冷える
・爪が薄くなって割れやすくなった
・便秘しがち
・物忘れをよくする
・疲れやすい
・頭痛
・動悸息切れする
・しみが増えた
これらはすべて鉄不足の症状である可能性があります。
先日、食キャリア塾の卒業生から、鉄についての質問がありました。
鉄不足の日本人女子はとても多いのですが、鉄って扱いが難しいミネラルです。
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最近鉄がかなり不足している方が多くて、食材だけでは足りないと鉄剤も飲んでいる方が多いですが、副作用で胃がむかつくのと、このまま飲み続けても良いのかと不安になる方もいます。
先生は、鉄不足解消のために胃酸の分泌やビタミンCをとることなど意識されていますがほかになさっていることがあれば教えて頂けますか?
消化酵素も取った方が良いですか?
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質問された塾生さんは、生理が定期的にちゃんとあるアラフォー女子なのですが、赤身の肉など全くとらなくても、ヘモグロビンが13.5位は常にある元気な方です。
閉経しているのに、ヘモグロビンが12代だったりする私からすると相当うらやましいです(^^;
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まず、鉄のサプリは、2タイプあることを認識ください。
病院処方タイプとそうでないタイプです。
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病院で保険適用処方されるのは、クエン酸第一鉄です。
鉄をクエン酸ではさんでいる(キレート)ものです。
保険適用なので、お値段は安いのですが、吐き気や下痢、便秘などの副作用が出る方もいます。
塾生さんの質問で
ムカムカするなどの症状が出ているんので、クエン酸第一鉄だと思われます。
そして、もう一つはヘム鉄。二価鉄とポリフィリンと呼ばれる環状の有機化合物です。
ポリフィリン環が鉄イオンのまわりをくるっと囲んでカバーしてるので、胃腸にダメージを与えませんし、吸収も良いのですが、お値段は高くなります。(1か月6000円~1万円位)
鉄の体内での働きは沢山あり
どれも重要ですが、
まずは、赤血球のヘモグロビンをつくる時に必須です。
赤血球は、酸素を運ぶ役割があります。
私たちが24時間呼吸して酸素を吸い続ける理由は、ミトコンドリアのTCAサイクルを回して、エネルギーを作り出さなければならないからです。
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ですから、赤血球やヘモグロビンが多い方は、細胞に酸素を沢山運べて、エネルギーを作れるので、生きていく上で有利です。
運動選手なら、この値が高いのはマストです。
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血液検査結果がありましたら、赤血球とヘモグロビンをご覧ください。
そのほかに色々チェックする項目があるのですが(女性なら)、
赤血球は420以上
ヘモグロビンは13以上あると良いです。
そうでない方が圧倒的に多いはずです。
鉄不足の症状で該当する点が沢山あるし
赤血球は390
ヘモグロビンは12
早々に鉄をサプリでとらなくては!!!
と思った方がきっといらっしゃるはず。
しかし、ちょっと待ってくださいね。
最近は、鉄はサプリではとらないを推奨する方が多いです。
ちなみに山田豊文先生は絶対とらせない派です。
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不足している日本人女子は多いのですが
扱いが難しいミネラル、それが鉄です。
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鉄は体内で厳重に管理されてます。
とりすぎは活性酸素の発生源になります。
まずは鉄がとれる食材を意識して食べることからスタートです。
鉄を多く含む食材は、豚レバー、鶏レバー、牛肉、豆味噌、パセリ、卵黄、しじみ、うなぎ、いわし、納豆、青のり等
鉄をとるために、ひじきを意識して召し上がっている方が多いのですが、鉄の含有量は実は低く、データをとった時には鉄なべを使っていたという話があります。
ひじきには、有害ミネラルの無機ヒ素も多いので、私のNG食材の一つです。
鉄がちゃんと消化吸収されるには、胃酸がちゃんと分泌されていることが必須です。
よく噛んで食べるはもちろんですが、食べる前にレモン水を飲むなどして、胃酸の分泌をよくする工夫もお勧めです。
そして、ヘモグロビンのグロビンは、タンパク質なので、タンパク質自体も必須で、しっかり消化して吸収するためにも、胃酸の分泌が要になります。
また体内で炎症やカンジタ菌が増殖している時は、鉄の吸収を抑えるように働きます。
いくら鉄をとっても吸収されない現象が起こります。体内の炎症を抑える工夫も必要です。
そして、鉄は腸でのイオン化が必須なので、腸内環境をよくすることも大切です。
マグネシウムも不足している方が多く、シンプルにとりましょうとアドバイスできるのですが、鉄に関しては、注意すべき点が色々あるのです。
私が実際に習慣にしていることは(↓やこうありたいイメージ写真です(笑)
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ベタイン塩酸(胃の消化酵素)をとる。
赤身の肉を週2回位は食べる。
鉄の吸収はビタミンCも必須なので、普段からサプリで1日1gを3回にわけて合計3gはとる。
カンジタ対策には、糖質の取りすぎ注意する。
サプリでは、ケセルチンをとる。
炎症対策では、4カ月に1回歯医者に行き、歯石とり、歯周病チェックする。
鼻うがいを毎晩する。
そして、気が付かない炎症(遅延型フードアレルギーなど)をさけるために小麦、乳製品は嗜好品扱いで時々に(^^)
卵は反応が高かったので、週2個まで。
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普段から生理が重いとか
あとマラソンなどハードな運動している
ヘモグロビンが11未満の方は、
まずは病院で貧血検査をしてもらいましょう。
フェリチンは項目に入っているはずですが、ない場合はリクエストくださいね。
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体調不良や
太りやすいのは、鉄不足が関係しているかもしれません
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〇〇の不調の改善のために
どうしたら良いか
よ~く聞かれるのですが、
霊能者でないので(笑)
色々データが必要です。
食キャリア卒の生徒さんから
毛髪ミネラル検査よりも血液検査結果の見方を知りたい!
とのリクエストがありましたので、開催いたします。
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「バージョンアップ!血液検査の読み取りセミナー」
なかなか毛髪ミネラル検査までやっていただけない、健康診断結果があるんだけど、という状況が多いのではないでしょうか?
今回は、血液検査の見方にフォーカス!
少し前に受講したファスティングマイスター学院の顧問の御川先生の講義内容も盛り込みます。
この2時間30分で、分子栄養学的な見方も追加で解説しますが、まずは普通の血液検査結果を読み解けるようになりましょう。
今回は、同じ内容で平日と週末の2日間開催です。
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時間:10時30分~13時 終了後はランチ懇親会です。
受講料:1万円
定員:6名(満席)
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時間:10時30分~13時 終了後はランチ懇親会です。
受講料:1万円
定員:6名(残3名)
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このセミナーは、こんな方にお勧めです。
・クライアントさんのお悩み解決に適切なアドバイスをしたい。
・自分や家族の健康管理を血液検査結果からできるようになりたい。
・マラソンなど今トライしているスポーツのパフォーマンスをあげたい
セラピスト系の仕事をしている方はもちろん
一般の方でも健康に興味があるなら理解できる内容です。
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。
お目にかかる日を楽しみにしてます。