亜鉛のとり方にはコツが必要です(妊活指導その3)
本日も妊活の食事指導をされている方必見です!
こんにちは(^^)
食キャリアコーチの鮎田奈央海です。
妊活ファスティングをはじめて指導するTちゃん(食キャリア塾卒業生)の質問にブログで回答する3回目です。
妊活栄養素といえば、昔からツートップ「ビタミンE」と「亜鉛」です。
1回目は、子宝ビタミンのEを解説しました。
一般の方でも活性酸素対策でビタミンACEをしっかり取りましょう。
2回目は、セックスミネラルの亜鉛がなぜ妊活に大切なのかを説明しました。
本日3日目は、亜鉛のとり方に注意すべき点をお話します。
亜鉛のとり方には注意が必要です!!!
単純に亜鉛を多く含む食材を沢山食べれば良いというわけではありません。
亜鉛といえば、カキを思い出す方も多いでしょう。
カキ(むき身50g)6.6㎎の亜鉛が含まれます。
むき身50gとは、小さめなら5個位、大きめなら2個半位です。
5年に1回改正される日本人の食事摂取基準では、推奨量が9㎎(この量が足りているとは思えないですが)なので、カキ好きの方ならあっという間にとれる量です。
その他多く含まれる食材は、
豚レバー50g 3.5㎎
牛肉80gり3.5㎎
うなぎ1串(100g)2.7㎎
竹の子130g 1.6㎎
ピュアココア15g 1.1㎎
などで動物性タンパク質に多く含まれます。
動物性タンパク質に多く含まれるということは、胃酸の分泌がキーワードになってきます。
これは鉄も同じです。
貧血気味の方で鉄のサプリの飲んでも改善されない方も、この後をよ~く読んでください。
亜鉛は、動物性のタンパク質にがっちりひっついてます。
胃での消化がしっかりできないと、カキや豚レバー、牛肉を食べても消化不良で、タンパク質も亜鉛も吸収できません。
しっかり消化するには、胃酸をしっかり出すことが大切です。
まずはよく噛む(これ基本中に基本です)
胃酸の分泌の準備をして、胃酸の酸性度を上げるためにもレモンをかけるとか、時には塩酸ベタインなどの消化酵素を利用すると効率よく吸収できます。
そして、加工食品が多い方も亜鉛が吸収されにくいです。
その理由は、食品添加物のリン酸塩(ポリリン酸など)です。
リン酸塩は、安全で、吸収されずに体外に出やすことから、使って良い素材や使用量が多く設定されています。
スーパーで食品の裏側を見るとびっくりする位に様々な加工食品に入ってます。
そのリン酸塩が亜鉛の吸収をどうやって邪魔するでしょうか?
それは、リン酸塩が吸収されずに体外に出ていく時に、必須ミネラル(亜鉛、鉄など)とくっついて出ていくのです。
吸収されれば、血液中のカルシウム・リン・バランスを崩して脱灰を起こしたりとろくなものではありません。
ですから、加工食品は少なめにしましょう。
加工食品が多い方は、亜鉛不足に要注意です。
あとサプリで摂る時にも注意が必要で、鉄と亜鉛は一緒にとらないが基本です。
亜鉛不足で髪の毛が抜けやすい症状があると2回目に解説しましたが、爪に白い斑点が出ても亜鉛不足です。
また血液検査のALP値でも亜鉛の過不足を推測できます。
血液検査の結果が読めると深堀りのアドバイスが可能となり、信頼度がアップして、より効果も出やすくなります。
妊活ファスティング指導は初のTちゃんへ
ファスティングカウンセリング時には、血液検査の結果を見ながら、亜鉛はどうやって摂取したら良いかを具体的にアドバイスしてください(^^)
私が見方を勉強した時は、メルマガにも書きましたように、会う人すべての血液検査結果が見たい時期がありました(笑)
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本日もお読みくださりありがとうございました。
食キャリアコーチ 鮎田奈央海
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