何が良い?マイナスイオンの健康効果について調べてみた
こんにちは(^^)
鮎田奈央海です。
マイナスイオンが健康に良い!
というのはよく聞く話です。
マイナスが多いと言われている
滝つぼに行くと確かに心地よいし
森では深呼吸したくなります。
体感として絶対良い気がします。
でも実際に何が良いのか?
マイナスイオンについて調べてみました。
マイナスイオンとは?
大気中にはプラスまたはマイナスに帯電した微粒子が沢山存在してます。
これらは、大気中の電気伝導性によって生じることから空気イオンと呼ばれます。
大気中の電気伝導性???
宇宙線や放射線などからの電気発生しており、
わかりやすいのは雷です。
雷が落ちた水田や畑は、マイナスイオン効果でよく作物が育つことで有名です。
雷の放電刺激、滝などの粉砕刺激によって、電子が飛び出し、その電子を受け取った側がマイナスイオンになります。
酸化とは
地球上のあらゆる物質は原子でできてます。
中心にプラスの電荷と中性子を持つ原子核
その周りにマイナスの電子が回っているのが安定した状態です。
下記は、内側に2個のプラス電子、外側に2個のマイナス電子で安定した状態です。
下記の右のようにマイナス電子が足りない元素(フリーラジカル)は、不安定な状態で、安定した原子から電子を奪おうとします。
相手から電子を奪うことを酸化させる、そして自分は還元されて、安定します。
フリーラジカルとプラスイオンとの違い
フリーラジカルとプラスイオンの最も大きな違いは、フリーラジカルには不対電子がありますが、イオンには対電子があります。
フリーラジカルとプラスイオンがごっちゃになりがちですが、2つは違う物です。
イオンは反対に帯電したイオン分子と化合物を形成することにより化学的に安定になります。
プラスイオンとは、不安定な状態な常にマイナスイオンを求めている状態です。
だから活性酸素にある意味似てます。
プラスイオンが多い場所は、交通量の多い場所、電化製品が多い部屋、タバコの煙、花粉、ほこり、空気汚染や電磁波などがあります。
都市部の生活ほどプラスイオンに囲まれた生活となります。
アンモニアやアセトアルデヒドをもプラスイオンで、我々の細胞から電子を奪い、酸化を起し、さまざまな不調の原因とも言われています。
空気中に浮遊するイオンは、中性を保とうとして、絶えず合体相手を探しています。
マイナスイオンを強制的に発生させることで、空気中の原子を安定させ、我々の酸化を防ぐことができるのではないかと考えられて、マイナスイオンを発生させる機器が発明されていきました。
マイナスイオンの歴史
滝や森林で心地よく感じるのは、水が激しくぶつかり合って発生するマイナスイオンによるもので、「レナード効果」と呼ばれています。
大気中には宇宙線や放射線などによっても、常にマイナスイオンが発生していますが、排気ガス、電磁波などにより、我々の周りはプラスイオンがあふれています。
こういった自然界のマイナスイオンは、森林の中に住んでいる人には効果がありそうですが、普通に街中で生活している人には癒し効果はあるもの、健康に影響を及ぼすほどの大きな効果はありません。
そこで強制的にマイナスイオンを多量に発生させる製品が誕生してきたのが2000年頃になります。
マイナスイオンの歴史を調べていく中、マイナスイオンの元祖!高田先生を知りました。
マイナスイオン元祖
1940年(昭和15年)に血清絮数反応を確立し対流圏放射線測定を成功。
タカダイオンの元となった電子負荷療法、いわゆる「高田療法」創設しタカダイオン治療器を発明。
1957年(昭和32年)当時の厚生省(現厚生労働省)より医療機器として第一号認可を受ける。
ちなみにマイナスイオンが豊富で心地良い滝壺は、1CC辺り約15,000個程度の電子が飛んでいます。
しかしその全てを体内に取り込めるわけではありません。
滝壺の1,200万倍、1CC辺り1,800億個の電子をタカダイオンは放出しています。
マイナス電子を効率良く体内に取り込むためには1CC辺り20万個以上必要な事が研究により明らかになっています。
タカダイオンの圧倒的なマイナス電子放出数によって、体内に効率的に電子を取り込むことが可能になり、その結果非常に高い効果を上げているそうです。
私が生まれる前から医療器としてのマイナスイオンの治療器があることに驚きです。
そして、マイナスイオンを大量に発生させる機器といえば、私の中では滝風イオンメディックです。
滝風(たき)イオン
21年のロングセラー!
滝つぼの2000倍、2400万個/cc以上のイオンを大量発生させ、お部屋の中を大自然の新鮮な空気にします。
先程紹介のタカダイオンよりは、イオンの数は少ないですが、効果があると言われている20万個以上はクリアです。
イオン発生器を越えた『医療用物質生成器』(平成15年9月26日経済産業省認定)
『医療用物質生成器』は経済産業省が認定する製造製品表示であり室内環境を改善とされる、電気用品安全法の区分に該当する商品だそうです。
我が家にもありますが、スイッチオンでずっと使い続けても90円/月。
家に置いておくだけなのが楽で5年目の愛用者です。
では実際にマイナスイオンにどんな健康効果があるかを本から参照していきます。
マイナスイオンの健康効果
「マイナスイオンの健康力」より引用です。
活性酸素対策になるので、様々な効果が書かれてます。
インスリンの作用
インスリンの働きが鈍くなるのは、間質液のPHが関係している
pH7.4以下の酸性でインスリン作用が阻害させる
マイナスイオンは、Phを上げる作用がある
血糖値を下げる効果もあり
出典:奥田ら「酸性体質を改善するマイナスイオン作用」「空気マイナスイオンの科学と応用」2004年1月
認知症
活性酸素を無毒化して、脳の老化を予防する
酸素の約25%が脳が消費し、他の臓器に比べて酸化されやすい
マイナスイオンにより抗酸化力が高まる
出典:寺沢ら「空気イオン環境による脳脂質の過酸化化と学習実験」空気マイナスイオンの科学と応用2004年1月発行
ガン
アポトーシスを誘導し、細胞のガン化を防ぐ
マイナスイオンにより細胞のアポトーシスを誘導
出典:小池ら「マイナスイオンの生体影響(ホルミシス作用)」空気マイナスイオンの科学と応用 2004年1月
自律神経バランス
マイナスイオンの作用の一つに自律神経バランスを正常な状態に戻す
出典:橋本ら「マイナスイオン暴露の生体影響」空気のマイナスイオンの科学と応用2004年1月
関節痛・神経痛
マイナスイオンには痛みを和らげる作用がある
出典:渡辺ら「空気中マイナスイオン臨床医学効果」空気マイナスイオンの科学と応用2004年1月
血流改善
カチオン効果:マイナスイオンには血液の酸性化をアルカリ性に傾ける効果があり、血流も改善
出典:白水ら「マイナスイオンの生体におよぼす効果」空気マイナスイオンの科学と応用2004年1月
アレルギー
マイナスイオンにダニによるアトピー性皮膚炎や気管支炎の予防の可能性がある
微生物やカビ、花粉などのアレル物質や有害な期待も分解して不活性化する
出典:菅原ら「マイナスイオン環境化での生活環境変化についての研究」2004年1月
抗酸化物質について
マイナスイオン以外にも、マイナス電子をたくさん持っている抗酸化食品(ビタミンACE、ファイトケミカルなど)を取ることで体内にマイナス電子を取り込み、活性酸素(フリーラジカル)対策になります。
うつみんの本では、食品のマイナス電子は、水酸基(OH)の水素が電子とともに取れて、マイナス電子をフリーラジカルに渡すことで安定化させると書かれてます。
まずは、日々のお食事で抗酸化食品(ビタミンACE、ファイトケミカルなど)で意識してとることが大切です。
しかし、現代人の食生活の現状では、食品によって十分なマイナス電子を体内に取り込むことは出来ません。
そこでサプリメント等が挙げられますが、ビタミンEなどは一種類に偏って多量摂取することは避けたほうが良い物もあると言われています。
ですから、マイナスイオンを滝つぼ以上に発生させる機器が自宅にあると良いと思ってます。
今回のブログでは、まだまだ活性酸素とプラスイオンの違いの解説がわかりにくいかな~と思うのですが、活性酸素(フリーラジカル)もプラスイオンにもマイナスイオンが有効です。
なおマイナスイオンの発生方法には種類がいくつかあって、オゾンの発生が少ない機器がおすすめです。
この辺りはまた次回以降に解説します。