自律神経バランスを整える@免疫アップのための栄養学2
こんにちは(^^)
栄養士&健康研究家の鮎田奈央海です。
前回、免疫力アップのための栄養素として、亜鉛とビタミンDを解説しました。
本日は、免疫力アップ第二弾!
自律神経バランスと免疫の関係を解説します。
まずは復習です。
この1%の白血球は、
・顆粒球
・リンパ球
・単球(マクロファージ、樹状細胞)
の3つに分類され、役割分担があります。
顆粒球は、
一番多い好中球、
アレルギーや寄生虫で増える好酸球、好塩基球の3つがあります。
リンパ球も、
T細胞系、
B細胞、
ガンに効果大なのナチュラルキラー細胞の3タイプに分類できます。
好中球は免疫の最前線。
変な物をみつけたら、とりあえず食べて殺す。
俺も死ぬからお前も死ね~
や~
みたいな機動隊のような免疫です。
活性酸素もまき散らしながら、退治するのですが、
過剰の働くと正常は細胞にも被害が出たりします。
悪化すると胃潰瘍やガンに悪化する可能性もあります。
これを自然免疫と言います。
一方リンパ球は、単球(マクロファージや樹状細胞)から、こんな変な物がいました連絡があると、T細胞からB細胞に変な物(抗原)をわかりやすくするための抗体をつくるように指令を出します。
一度抗原リストができると保管され、2回目の襲来には素早く対応できるのです。
大切な免疫ですが、リンパ球が過剰になるとアレルギーになりやすいです。
こちらを獲得免疫と呼びます。
自然免疫も獲得免疫も両方大切!
ですから、好中球とリンパ球のバランスが
免疫力アップの鍵となるのです。
そして、
自分ではコントロールできない
自律神経には、
交感神経と副交感神経があり、
こちらもバランスが大切です。
交感神経は、
昼間の神経
やる気の神経
副交感神経は、
夜の神経
リラックス神経です。
好中球には、アドレナリンとノルアドレナリンを察知する場所があります。
アドレナリン、ノルアドレナリンは、交感神経が働く時に、出てくる神経伝達物質です。
ですから、いつも忙しく活動している、ストレスが多い方は、アドレナリン、ノルアドレナリンが沢山出ているので、察知して好中球が増えます。
一方ゆっくり過ごしている時は、副交感神経優位な時は、アセチルコリンという神経伝達物質が出ます。
こちらは白血球のリンパ球にアセチルコリンを察知する場所があり、ゆっくり過ごしているとリンパ球が増えるのです。
自律神経の交感神経優位で好中球が増えて、
副交感神経優位でリンパ球が増えます。
どちらも大切な免疫なので、自律神経バランスが整う生活をする
やる時にはやる
休む時には休む
ちなみに
血液検査では、白血球像以下、下記のようにで表示されています。
Basa 好塩基球(顆粒球)
Eosino 好酸球(顆粒球)
Neutro 好中球(顆粒球)
Lympho リンパ球
Mono 単球
分子栄養学的な理想の割合は、
好中球60%位
リンパ球35%位
単球位5%位です。
です。
なお4歳未満の子供はリンパ球が40%くらいあります。
私は意識してゆっくりしないと
すぐに好中球が60%超え、
リンパ球が20%代になっちゃう
交感神経優位タイプの人間です。
最近はがんばって、ゆっくりしているので(笑)
リンパ球が30%を超えるようになりました(^^)
みなさんも健康診断結果が見直してみてください。
☆☆☆
ここからは、おまけです。
色々な説がありますので参考程度にご覧ください。
ガン治療における免疫力の確認方法です。
〇白血球×リンパ球割合
例えば、白血球数4500、リンパ球25%の場合
4500×25%=1125
抗がん治療を行う場合は、
1500以上、理想的には1800
ですから、上のパターンは、1125なので、免疫力は低めです。
ガンの方は、リンパ球10%代で好中球が高い方が多いそうです。
外出でくなくてイライラしそうですが、こんなときだからこそ
自律神経バランスが整える生活を意識くださいね(^^)
私が勉強している宮澤塾の調査では、
ファスティングするとリンパ球が増えると報告があります。
こんな時だから自宅でゆっくりファスティング❤
お勧めです。
☆☆☆
60分5000円のZOOMでお食事&健康診断チェックのキャンペーンをスタートします。(5月末まで)
ファスティングのご相談もOKです。(メニュー以外のお手軽コースのご紹介あり)
御希望の方は、こちらからお申込みください。
☆☆☆
最後に免疫力アップの食材ベスト2です。
きのこ(特にまいたけ βグルカン入り)
海藻(沖縄のもずく フコイダン入り)
お試しください。
まずは早寝早起き
人いないところで早歩きして太陽の光にもあたってくださいね(^^)
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2 thoughts on “自律神経バランスを整える@免疫アップのための栄養学2”