【更年期あるある】ホットフラッシュの傾向と対策

こんにちは(^^)
栄養士・健康研究家の鮎田奈央海です。

本日のテーマは、「ホットフラッシュ」です。
(出典:renewmetoday.com)

45歳位から、
顔だけ暑い、
顔だけ汗をかく
それもタオルが必要なほどに
といったお悩みを持つ方が出てきます。

先日セミナーを受講してくださったOさん。
知的な細身の57歳のキャリアウーマンです。

仕事でストレスが多く、ホットフラッシュに悩まされていたことを語ってくださりました。

予告もなく
会議中に一人だけ汗だくになる。
社内会議ならまだしも
外出先でもそれは突然やってくる
大変だったそうです。

何故、顔だけ暑い?
何故、顔だけ汗をかく?

不思議ですよね(^^;

突然その状態になる
コントロールできないのがホットフラッシュです。

なぜホットフラッシュがおこるかご存知ですか?

自分でコントロールできない神経、自律神経が関係してます。

自律神経は、体温、体液、血液など、人間の身体が一定になるようにコントロールしている神経で、意識しても動かせません。

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自律神経のバランスが崩れるから、顔だけ暑いといった現象が起こるのです。
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なぜ自律神経バランスが崩れるのか?

それは、自律神経は、卵巣と同じ脳の視床下部でコントロールされているからです。

卵巣は、好き勝手に女性ホルモンを分泌しているのではなく、必ず、脳からの指令をうけます。

正確には、脳の視床下部、脳の下垂体、卵巣と指令が出て、エストロゲン、プロゲステロンといった女性ホルモンを分泌します。

この指令系は、上から下への一方通行。

卵巣がホルモンをつくると、脳への「完了しました」報告が行くので、指令がとまります。

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しかし、45歳からは、卵巣が働けなくなりつつあるので、指令があっても女性ホルモンを作れない。

脳の視床下部の注意が卵巣にばかり向けられて、自律神経に不具合が出てくるという仕組みです。
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卵巣が女性ホルモンを作れなくなったことに、脳の視床下部が気が付くと、作れ作れ指令がやっとストップ。

自律神経バランスも通常に戻ってくるのでした。

 

ですから、ホットフラッシュも一生続くわけではありません。

婦人科で、保険適用の女性ホルモン剤を出してもらうと収まる方もいるのですが、私はそれには反対派です。

まずは、セージティーやビタミンEをとることをお勧めします。

またエクオールのサプリで効果が出ることもあります。

いずれも、飲んで効果を感じられるようであれば継続ください。

あとは、信頼のおける漢方医に、漢方薬の下記を処方してもらうのもお勧めです。

・加味逍遙散(かみしょうようさん):ほてり、のぼせ、イライラ、肩こり、不眠など
・桂枝茯苓丸(けいしふくりょうがん):多汗、肩こりなど
・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):月経、女性特有のさまざまな症状

そして、一番おすすめはこれ!

私のブログでも何回も出てきますが、今すぐできる自律神経が整う生活です

早寝や早起き。
時々深呼吸して、リラックスタイムをしっかりとるです。

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そして、ホットフラッシュをはじめてとする更年期の症状が強く出る方は、生理前症候群(PMS)の症状が強く出ていた方に多いです。
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OさんにPMSのことを確認すると、やはりあったとのこと。

早い段階から、生理前症候群(PMS)がおこらない身体をつくっておくことが、ホットフラッシュで悩まない対策となります。

生理前症候群(PMS)は、エストロゲン過剰のプロゲステロン不足が原因ともいわれています。

ですから
まずは、なんちゃってエストロゲン(プラスティック製品)をできるだけ体内に入れない事です。

まずは、保存容器をすべてガラスか琺瑯に変えてください

その他にも
ビタミンB群、マグネシウムをしっかりとることを意識ください。

多く含む食材は下記のとおりです。
B1:豚肉、うなぎ、鴨、鶏肉、青のり、大豆、昆布、あずき、エンドウ豆等
B2:豚レバー、牛レバー、鶏レバー、レバーペースト、豚肉、うなぎ、鴨、さば、納豆、いくら、卵、モロヘイヤ
B3:いわし、豚肉、豚レバー、鶏レバー、牛レバー、鶏肉、さば、さんま、鴨、舞茸、鰹節等
B5:鶏レバー、豚レバー、牛レバー、卵、鶏肉、納豆、鴨、舞茸、モロヘイヤ、干しシイタケ等
B6:ニンニク、酒カス、牛レバー、鶏肉、いわし、アジ、アボカド、ごま、豆腐、アマランサス等
葉酸:鶏レバー、豚レバー、牛レバー、うなぎ、うに、枝豆、モロヘイヤ、芽キャベツ、ホウレン草、菜の花等
B12:しじみ、赤貝、牛レバー、あさり、いくら、はまぐり、鶏レバー、イワシ、豚肉、牛肉、サンマ等

マグネシウム:納豆、しらす干し、豆味噌、昆布、いくら、桜えび、あさり、いわしの丸干し、あさり、はまぐり、ゆば等

ビタミンB群は動物性のタンパク質に、マグネシウムは植物性の物に多く含まれてます。
毎日のお食事で、お肉やお魚や卵と一緒に必ず納豆や豆腐などの大豆製品を追加すると両方とれます。

そして、基本中の基本!

低血糖にならないようにする=血糖値の乱高下さける=血糖値を安定させる
過度な飲酒は控える
そして禁煙(二次喫煙含む)です。

ちなみに、私は、エストロゲンとプロゲステロンのバランスをとるために、天然物のプロゲステロンクリームを少なめに使っております。

ビタミンB群、マグネシウムは、定番サプリとして、こちらを愛用してます。

お家に1本づつあると良いですよ。

本日も、最後までお読みくださりありがとうございました。

では明日(^^)

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